私が待っているのは・・・

私は待ってる。
何か楽しいこととか、何かやりたいことではなく、
ただ大きなトラブルなく、今日が終わるのを。
ただ終わるのを待ってる。
何のために？

なんとか無難に過ぎ去った日々を重ねて、子供が無難な大人になるのを待ってる？
子供が大人になるまでに私が死んだり、
生きていても目が見えないとか、介護が必要な状態になったら子供がかわいそうだから？
子供が大人になるまで生きるのが、親の義務だから？
自分の義務が終わるのを待ってる？

そんな人生を望んでいるの？
そんな親がいることは、子供にとってしあわせ？

子供には、トラブルのない人生を送ってほしいけど、
トラブルに直面したときに、ポキッと折れてしまうような人にはなってほしくない。
トラブルを乗り越えられる、トラブルがあっても楽しみをみつけて笑っていられる、
そんな人になってほしい。
トラブルを恐れず、自分のやりたいことをやれる人になってほしい。

子供といっぱい笑いたい。
トラブルは嫌だけど、でも、それを一緒に乗り越えていけたら、それは悪くない。
いっぱい悩んで、いっぱい泣いて、それでも一緒に笑えたら、それは悪くない。
トラブルを恐れて縮こまってるより、きっと悪くない。

病気まわりのよくある心配

今年の2月の乳がん検診でひっかかって、1年後の特例検診になった。
来年1～3月に受けてください・・・と言われた。

だからと来年の1月に受けよう、1か月前には予約しないとな～と、
ちょっと前にネットで予約しようとしたら、前回以上に混んでいるらしく、
予約が2月の後半になってしまった。
まあ、それでだいじょうぶ、と思っていたのだけど・・・。

もともと生理不順。
今回も遅れてる。
計算し直すと、予約していた日、厳しいかも。
予約し直す。
ギリギリ2月。
早い時間しか予約できなかったから、ちょっとバタバタのスケジュール。
でも、その日だっていけるかどうか・・・。

もし、また変更しなきゃいけなくなって、どんどん遅れて4月になってもだいじょうぶ？
受けられなかったらどうしよう？

病気だけじゃなく、そういうも心配になる。
当日子供が病気になったら？とかも。

どうしても期間内に受けられないなら病院に電話して相談すればいい。
どうしてもダメなら自費で受ける。
出費は嫌だけど、特例検診にならなければ、自費と言うか、保険で受けてた。
うん、病院だって、自費ではなく保険扱いにはしてくれるだろう。

もし、検査が遅くなって、がんが進行した状態で発見されたら？
1～2か月でそんなに変わるものかな？
変わるとしたら、逆に、予定通り受けていたら見つからないものが見つかる可能性もあるよね？

ああ・・・生理ってほんと、めんどくさい。

病気は運？

Yahoo!の記事。
発がんの最大の要因は運。
記事は、それでも生活習慣を整えることでがんのリスクを大きく減らすことができる、
早期発見すれば9割以上完治するとまとめてる。

だから、生活習慣に気を付けることは意味がある。
自分の努力が大切だと。

でも、生活習慣を整えるも、早期発見も運が必要だよね。
特に早期発見は。

いつ、どこの病院でどんな検査を受けるのか。
希少ながんは定期的に検査する人は少ないし、
症状で気がつくと言っても、全てのがんの知識を持つって素人には難しいし、
逆にすべてわかってる素人って、病気のこと心配しすぎでストレスがすごそうだ。

生活習慣も、何がよくて何が悪いのか、まだよくわかってないし、
これにはいいけどこれには悪いとかもあるだろうし、
気にしすぎるとこれもストレスだ。

まあ、結局そんなことを言ってるのは、病気は運だと思っていると自分がラクなだけだ。
自分のせいで病気になりたくない。
自分のせいで家族に迷惑かけたり、つらい思いをさせたくない。

正しいとか、正しくないとか

止めようと思いつつ、間食がやめられない。
夜更かしはしないようにと思っているのに、ついしちゃう。
その他にも、ダメダメな自分の生活にいつも自己嫌悪。

ふと、思った。
自分の中に、健康的な食生活、規則正しい生活とか、
理想の生きかたというか、やらなくちゃいけない！と思っていることがあって、
でも、できなくて、いつも自分を責めてる・・・と。

もともと、正しいとか、正しくないという考えは好きじゃなかった。
正しいとか、正しくないとかは、まず、正しい生きかたがあって成り立つ。
でも、正しい生き方って何？を思う。
人間なんてしょせん、地球上にたまたま生まれた生物で、生きてる意味なんて、
種の保存以外にないと思ってる。
だから、正しい生き方なんてないって。

正しいとか正しくないっていうのは、誰かが作った価値観。
多くの人にとって、心地のいい価値観？
権力者にとって、都合のいい価値観？

それなのに、いつの間にか囚われてた。

子供のために、長生きしなくちゃいけない。
年相応に健康でいなくちゃいけない。
自分の不摂生で病気になっちゃいけない。
病気は早期発見しなくちゃいけない。
家族に迷惑かけちゃいけない。

いろいろ病気になって、家族に申し訳ない。
病気の原因は自分にある。
だから、食事に気をつけて、規則正しい生活を送らなくちゃいけない。
でも、ちゃんとはできない。

医療費がかかる。
だから、それ以外で、こんな私のために無駄なお金を使っちゃいけない。

子供はだいじょうぶ？
縛りつけちゃってるかも。
子供にたいしたことはしてあげられない。
せめて悪い影響は、なるべく与えないようにしたい。

隕石を溶かすもの

宮下奈都さんのエッセイに、衝撃を受けた。
『突然の悲しみが訪れると、隕石に当たったような衝撃を受ける。
力なく膝をつき、ただ呆然とするばかりだ。』

何かが起こって、隕石に当たったような衝撃を受けるのは、私だけじゃない。
誰だって、ときどき、隕石に当たったような衝撃を受ける。
でも、なんとか暮らしてる。

でも、普通の人は、いつの間にか隕石のことを忘れるらしい。
いや、私だって忘れる。
ただ、私はいつも、次にどんな隕石が落ちてくるのか考えてる。
今日、隕石が落ちてくるんじゃないかって心配してる。

隕石の角を丸くしてくれるのは、日々の小さなしあわせらしい。
そういうものがちょっとずつ、隕石を溶かしてくれるらしい。

心気症は損？

ずっと、心気症で損をしていると思ってた。

いつも病気の心配をして、時間を無駄に使ってる。
心気症と、その他にもいくつか病気があって、医療費がかかる。
周りの人はもっと楽しいことに時間とお金を使ってるのに・・・と思ってた。

でも、しあわせって人と比べられるものじゃない。

病気の心配をしていない人は、他のことを心配したり、悩んだりしてるかもしれない。
私は医療費にお金がかかるから他のことに極力お金を使わないようにしているけれど、
もともと心配性・小心者・出不精・・・小さなことにしあわせを感じられる。

しあわせは比べられないし、
私はそんな不幸でもなく、それなりに、毎日を楽しんでる。