5月11日②

今日は気分の上がらない日だった。
午後、買い物に行ってちょっと復活。
今は普通ぐらいに浮上。

点滅するグレーの影を気にしつつ、それ以外の異常は見つからず様子見状態。
ときどき気になって気になってしかたなくなるけど。

異常は見つからないと言っても、ちょこちょこいろんなものが見える。
黒い点が走った気がしたり、黒やグレーの影が見えた気がしたり、
確認しようと思ったらなくなったからわからない。
他にも、白い点がツーッと流れていったり、忘れたけどちょこちょこ見えた。
ちょっと気になるけど、いつものこと。

まあ、こっちも、いつものこと・・・と思えるときと思えないとき。
いつ、視界に本当にまずい！と感じる異常が現れるのか？と気になってしかたのないとき。

忘れてしまいたい。
逃げてしまいたい。
でも、そうしたら小さな異常を、病気の前兆を見逃してしまいそうで怖い。
足元すくわれそうで怖い。

デリケートゾーンの白斑が気になった。
かゆみが気になった。
失明するくらいなら、夫が突然死するくらいなら、
さっさと病気になって死んでしまいたいって、朝、思ったのに。

5月11日

今朝布団の中で心配になったこと。
まずは視界、点滅するグレーの影。
天井に、何度か見えた。
でも、すぐにもし夫が急死したら・・・ということが頭に現れ、囚われた。

前からときどき心配していたけれど、
少し前に子供の学校の保護者の方の訃報を聞いてからその頻度が増えた。

いろんなこと、夫に任せきり。
お金のこと。
夫は株だの、キャンペーンの定期預金だのいろいろ調べて利用する人だから、
うちのお金がどこにいくらあるのか、全くわかってない。
それを全て管理している、夫のパソコンのパスワードも知らない。
そもそもパソコンに不具合があると、夫を呼んでなんとかしてもらってる。
パッと思いついたのはこれだけだけど、他にも夫がいないとわからないこと、いろいろあるはず。

言いにくい、夫も言われたくないだろうけど、
何かあったとき困らないように情報をまとめておいてほしいと何度か伝えたけど、
いつになってもやってくれない。
夫は秘密主義で楽天的。
情報はあまり出したくないし、そんなことにはならない・・・と思っているのだと思う。
でも、やってくれないと不安で不安でたまらない。

でも、ただ、言ってるだけじゃダメってこと。
いつ、何があるかわからないから、今すぐにでも準備してもらいたいのだけど、
そういうわけにもいかない。
何でも夫任せにせず、自分でもっとやっていくようにしよう。
それから、夫が気持ちよく準備してくれるようになるためにはどうすればいいのか、
考えていこう。

なんとか気持ちをまとめて、布団から出た。
夫のお弁当を作って、ゴミ捨て。
視界にちょこちょこ何か見えた。
その後、ちょっと休憩。
ベランダに出て飛蚊症check。

点滅するグレーの影、何度か見えた。
昨日までを変わらないけど、ちょっと不安になる。
でも、思った。
網膜剥離で緊急手術＆入院になれば、楽天的な夫も危機感を覚えてくれるのかも。
子供も、もっと自分のことは自分で！とか、
家のことを手伝ってくれるようになるのかも。
それはそれでいいのかも？

いや、それは、自分の視力や視野や視界がもとにもどるって前提の、
超楽天的で無責任な考え方なのだけど。
それにかかるお金のことを考えると、全然よくないのだけど。

でも、今自分にできることに全力投球して、
あとのことは周りに任せよう・・・っていう、無責任な気分。
（いや、そもそも普段から夫に任せきりではあるんだけど。）